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算数と数学47 仕事算(2)

  • suugakusha
  • 2025年12月18日
  • 読了時間: 4分

算数と数学47 仕事算(2)


こんにちは!

まずは早速、前回「算数と数学46 仕事算(1)」例42例43の解説から♪


例42


Aが1人で行うと4時間かかり、Bが1人で行うと6時間かかる仕事があります。

この仕事を、最初はA1人で行い、残りの仕事をB1人で行ったところ、合わせて5時間で終えることができました。Aは何時間仕事を行いましたか。



例43


Aが1人で行うと4時間かかり、Bが1人で行うと6時間かかり、Cが1人で行うと3時間かかる仕事があります。この仕事を、A、B、Cの順に1人ずつ行ったところ、合わせて4時間で仕事を終えることができました。


(1)AとBの仕事をした時間が同じだったとすると、Cは何時間仕事をしましたか。


(2)AとBの仕事をした時間の比が4:3のとき、Cは何時間仕事をしましたか。





上の2つの問題はそれぞれ、「算数と数学38 つるかめ算(1)」「算数と数学39 つるかめ算(2)」で学んだ問題だったと気付いたでしょうか。


「仕事算」にはこのように、他の何らかの問題と絡ませて作られる問題が多数あります。

そのような問題では、全体量を「1」と置く、「割合」による計算で解けるようになる生徒はごく少数です。

少なくとも最初だけは簡単な「整数比」を用いるのが、「仕事算」を理解する上で重要になります。もちろん途中で分数などが出てくることもありますが、○や△,〈 〉などで表すことで、計算上今何を求めているかハッキリと分かるように解くことが、この解法の特徴と言えるでしょう。



それでは、最後にまた「速さ」の基本問題に戻ってみましょう。「○○算」などとは無関係なただの「速さ」の問題ですが、正しい解き方が身に付いていないとなかなか難しい問題です。

これまで学んだことと共に、「仕事算」「比」の基本を学んだあと、その使い方をいろいろな問題で試してみましょう(下の問題は「仕事算」には含まれず、「比」の様々な使い方を学ぶためのものです)。


例44


A、B、Cの3人が100m走を行いました。

Aがゴールしたとき、Bはゴールまであと10m、Cはゴールまであと20mのところにいました。

この速さと同じ速さで走れるものとして、Bが20秒かかる距離をA、Cは何秒で走ることができますか。





上の解き方は「線分図」も「面積図」も必要としませんが、「算数と数学42 平均算(1)」で説明した、「積一定」=「逆比」「反比例」、「商一定」=「正比」「正比例」を読んでおくとより分かりやすくなります。



例45


ある山のふもとの町、A地に住む人が、ふもとのB地を通りその山にハイキングに行きます。A地からB地までは平地ですが、B地からは山道となり、A地から山頂までの往復で3時間かかります。

A地からB地までの距離とB地から山頂までの距離の比は5:4で、平地では時速4km、登り坂では時速3km、下り坂では時速6kmで歩けるものとしたとき、B地から山頂までの距離を求めなさい。





「仕事算」では簡単な整数比を得るために「最小公倍数」(または公倍数)を用いる問題が多く見られますが、上の2問のような「比」の使い方も覚えておくと便利です。この2問は「速さ」の問題ですが、基本的な使い方は「仕事算」と同じものです。このような「比」を用いた解き方はこれまでの「特殊算」にも数多く使われており、様々な問題に応用できるのも大きな特徴と言えます。



さてさて、いかがでしたか?


長らく「中学受験算数」における「特殊算」の中で、「線分図系問題」「面積図系問題」を中心に解説をしてきましたが、新たな発見はあったでしょうか。

今回で一旦「算数」は終了となります。またいつか、算数全般についてのお話ができたらいいなと思っています。


次回「COFFEE BREAK」のあとは、「中学数学~高校数学」における「教科書には載っていないこと」「教科書に載ってはいても繋がりが示されていないこと」などを中心にお話を進めていきますので、お楽しみに♫


次回更新は来年2月5日(木)を予定しています。来週から冬期講座が始まるのでまたまた忙しくなります。

しばらく間が空きますが、よろしくお願いいたします。


それではまた!


良いお年を!!

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